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社内エアロプレス大会

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  やっとやっと梅雨が明けましたねー!しかしながら喜びは束の間、案の定それと引き換えに殺気を感じる暑さの到来。夏が本気を出してきましたね。でも笑い事ではなく、本当に危険を感じるほどの暑さ。沢山水分と塩分を摂って、しっかり夏バテ対策を講じたいと思います!みなさんもぜひ気をつけてください!!  ところで、ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、先日カフェテナンゴでは社内エアロプレス大会が行われました。ライブ配信をご覧になりながら応援をしてくださった方々、ありがとうございました!そこでなんと、私、僭越ながら優勝をさせていただくことができました!!実は本人が一番驚いております(笑)もちろん、一生懸命レシピを考え、こそ練をし(笑)、大会に挑んだのですが、まさか先月のあの雪辱に燃える小島氏に勝つことができるとは思ってもみなかったので、とても光栄で、嬉しく思います。    そこで、今日はブログで大会優勝レシピを大公開したいと思います。といっても、そんなたいそうなレシピではなく、営業中のオペレーションとスタッフ全員が同じように美味しく淹れられるという再現性も考慮して、「シンプルに美味しく!」を第一に作ったのでどなたでも簡単に美味しく淹れられます。 ◼︎浅煎り/豆:15g(中細挽き)湯温: 95℃  湯量:190cc ◼︎中煎り/豆:15g(中細挽き)湯温:90℃ 湯量:190cc ◼︎深煎り/豆: 16g (中細挽き)湯温:90℃ 湯量: 160cc  操作が全て同じなので、中煎りを基準として、浅煎りと深煎りの仕様を変えることで、それぞれの焙煎度合の味わいの特徴を引き出すレシピになっています。 ・25ccを注ぎ、30秒蒸らす。(30秒) ・30秒かけて、190ccまで注ぐ。(1分) ※ヘラを使った撹拌をしないので、 このときお湯を高いところから細く注ぐことによって お湯で撹拌をするのがポイント! ・30秒蒸らす。(1分30秒) ・30秒かけて、プレスしていく。(2分)  以上、30秒区切り、トータル2分のとってもシンプルで美味しい、焙煎度合の特徴を引き出せるレシピとなっています。このレシピはYouTubeのまいにちカフェテナンゴにもアップしていますので、実際の抽出の様子もご覧いただけますので、ぜひそち

モカは酸っぱいのが正解か

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  7月に入ったというのにもかかわらず、まだ毛布をかけて寝ています。今年の夏はまだ先でしょうか。東京の蒸し暑い夏は苦手ですが、こうもすっきりしない天気が続くとなんだか悶々としますね。  さて、突然ではありますが、皆さんは「モカ」と聞くとどんな味を想像しますか?多くの人が、「酸っぱい」というイメージをお持ちではないでしょうか?「モカは酸っぱい」とお思いのそこの貴方!そのイメージはぜひ払拭していただきたいと思います。それはなぜかと言いますと、コーヒーの味わいというのは焙煎によって決まるからです。コーヒーの酸味、苦味というのは相対するもので、酸味と苦味のバランスのとれたコーヒーはありますが、酸味も苦味も両方とも強いコーヒーは存在しません。焙煎の過程が進めば進むほど酸味が強いポイントから苦味が強いポイントへと移行していきます。ですので、問題の「モカ」も焙煎を進めて深煎りにすれば、苦味の強いコーヒーになるのです!なぜ「モカは酸っぱい」というイメージが強まったかと言いますと、「モカ」と総称されるエチオピアやイエメンで収穫されるコーヒーの味わいが、ストロベリーやブルーベリー、レモングラスなどのフルーティーで軽やかな傾向にあるので、その個性を活かすために、多くの焙煎士が浅煎りで酸が立つ焙煎をするからだと思います。もちろん、華やかで爽やかな浅煎り焙煎の王道「モカ」も美味しいですが、実はこれが深煎りにしても美味しいんです!!  今月カフェテナンゴに今年初めての新豆として入荷したのが、エチオピアのイルガチェフェ地区 コンガ農協 です。そして、先ほど絶賛した深煎りをお楽しみいただけるのが、今月の おすすめセット です。こちらではコンガ農協の焙煎度合がお選び頂けます。なかなか他では目にすることのないと思われるエチオピアの深煎りが飲めるのは今だけです!今の時期はアイスコーヒーにすると、深煎りのしっかりした苦味と清涼感たっぷりの爽やかな後味を楽しめてとても美味しいです。気になる方はぜひ飲んでみてくださいね。  最後に、毎年恒例となりました「 夏期特別講座 」のお知らせです。スペシャルティコーヒーを学びたい方のために、カフェテナンゴのコーヒー理論が1日で学べる特別講座です。この講座は1日を通して【抽出】、【スペシャルティコーヒーについて】、【ロースト】の3つのカテゴリーに分